第一回写真展 レポート
第一回目の写真展は、写真家・八木仁志のスタジオ「ヴィーナスジャパン」のすぐ隣にある、
「ギャラリースペース游」にて開催されました。
現在のような大きなことになるなんて考えも及ばず・・・
もちろん、プロジェクトになることも、
実行委員会ができることも全く想像すらしていませんでした。
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お知らせのチラシとDMを作り、資料を集めてキャプションを作り、
準備をしてゆきました。
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八木はブラジルの旅で撮影した数千点の写真から笑顔の夫婦の写真を選び、構成。
中心には中川トミさんの肖像を、ほかのものより少しだけ大きく飾りました。
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この写真展の準備をしながら、
八木は撮影した写真を、被写体となったブラジルの皆様に郵送していました。
きちんとした写真を撮ったことのない方もいらっしゃり、
皆様とても喜んでくださいました。
中川トミさんも、
「こんなに綺麗に撮ってもらえて本当に嬉しい」
と、非常に喜んでくださったそうです。
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八木が、写真において信条としていること・・・
『撮ってもらった人(被写体の方)が、喜ぶ写真を撮りたい。
だから、ドキュメンタリーのようなものであっても、
女性ならかわいく、美しく、
男性ならかっこよく、粋に撮りたい。』
・・・その想いが、充分に溢れた写真展でした。
その他にもたくさんの写真がありましたが、
発表しようなどとは、八木を筆頭に私達も、全く考えていませんでした。
けれど、
なにか見えない力が働いているかのように、
周りはどんどんと動き始めたのです。
text by/yumi